クイックスタート
インストールスクリプトで RustFS を導入し、Console にログインして最初のオブジェクトを保存するまでの手順を、約 10 分で説明します。
このガイドでは、空の Linux サーバーから動作する RustFS インスタンスまで進めます。インストールし、Console にログインし、バケットを作成して、最初のオブジェクトをアップロードします。本番の計画(マルチノード構成、ハードウェアのサイジング)は、意図的に 次のステップ に残しています。
前提条件
systemdを備えた Linux サーバー(x86_64 または aarch64)と、root または sudo の権限unzipがインストール済みで、パッケージをダウンロードできる外向きのネットワークアクセスがあること- 手元のマシンからポート
9000(S3 API)と9001(Console)に到達できること - コマンドラインでの確認に使う
rcがワークステーションにインストール済みであること
RustFS をインストールして起動する
公式のインストールスクリプトを実行します。
curl -O https://rustfs.com/install_rustfs.sh && bash install_rustfs.shスクリプトはバイナリを /usr/local/bin/rustfs にインストールし、rustfs の systemd サービスを登録して起動します。既定ではデータを /data/rustfs0 に保存し、ポート 9000(S3 API)と 9001(Console)で待ち受けます。データパスとポートはインストール中に変更できます。成功すると、次のような要約が表示されます。
RustFS has been installed and started successfully!
Service port: 9000, Console port: 9001, Data directory: /data/rustfs0
[SECURITY WARNING] Please change the default value for RUSTFS_ACCESS_KEY/RUSTFS_SECRET_KEY immediately ...
Config file: /etc/default/rustfs認証情報を設定する
生成された設定ファイルには、プレースホルダーの認証情報が入っています。独自のアクセスキーとシークレットキーを設定し、サービスを再起動します。
RUSTFS_ACCESS_KEY=<your-access-key>
RUSTFS_SECRET_KEY=<your-secret-key> ; e.g. output of: openssl rand -base64 24アクセスキーには大文字の英数字を使います。RUSTFS_ACCESS_KEY に、加工していない Base64 の出力を使わないでください。Base64 には / が含まれることがあり、AWS Signature Version 4 の認証情報スコープと衝突します。詳細は 認証情報の管理 を参照してください。
sudo systemctl restart rustfs
sudo systemctl status rustfs --no-pager # should report: active (running)既定の認証情報を残さない
RUSTFS_ACCESS_KEY と RUSTFS_SECRET_KEY が未設定の場合、サーバーは組み込みの既定値 rustfsadmin / rustfsadmin を使います。使い捨てのローカルテストでは許容できますが、ほかの人から到達できる環境では使わないでください。
バケットを作成してファイルをアップロードする
- Console のホーム画面で Create Bucket(バケットの作成)を選び、名前(例:
my-bucket)を付けて確定します。 - バケットを開き、アップロード操作で任意のローカルファイルを追加します。
- アップロードしたオブジェクトをクリックして詳細を確認します。これでオブジェクトストレージが動作しています。
コマンドラインを使う場合は、rc を設定してから同じ操作を行います。
rc alias set rustfs http://<server-ip>:9000 <your-access-key> <your-secret-key>
rc bucket create rustfs/my-bucket
rc object copy /path/to/hello.txt rustfs/my-bucket/hello.txt
rc object list rustfs/my-bucket✓ Bucket 'rustfs/my-bucket' created successfully.
/path/to/hello.txt -> rustfs/my-bucket/hello.txt
次のステップ
クイックインストールでは、RustFS を シングルノード・シングルディスク(SNSD) モードで実行します。冗長性はなく、評価と開発に適しています。ここからの進め方は次のとおりです。
- 本番デプロイを計画する: トポロジーを選び、対応するガイドに従います。
- シングルノード・シングルディスク(SNSD): 開発と小規模ワークロード
- シングルノード・マルチディスク(SNMD): 1 台のマシンでのディスク単位の耐障害性
- マルチノード・マルチディスク(MNMD): 本番向けの可用性とスケール。インストール前チェックリスト とあわせて確認します
- コンテナを使う場合: コンテナでインストールする
- アプリケーションを接続する: SDK とサンプル
